お中元と暑中見舞いの違いとは?時期はいつまで?

お中元

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夏が近づくと耳にするお中元や暑中見舞いという言葉ですが、詳しい違いをご存知でしょうか?

「お世話になっている上司にお中元を贈ろう」
「離れて暮らす友人に暑中見舞いを出そう」
など、お中元や暑中見舞いを贈ろうと考える方へ向けて、その違いやマナーを紹介します。

お中元と暑中見舞いの違い

御中元と暑中見舞いはどちらも夏に贈るものなので、違いがわかりにくいかもしれません。
お中元と暑中見舞いの違いを3つのポイントで比較します。

送る時期の違い

御中元は一般的に、東日本が7月1日~7月15日(新暦)、西日本が8月1日~8月15日に贈るものとされています。
地域によってさらに詳しく贈る時期の違いがあります。

一方暑中見舞いは、二十四節季の小暑から立秋までに送ります。
その年により時期が変わりますが、小暑は7月7日頃~22日頃、立秋は8月7日頃~22日頃です。

相手に対する気遣いの点では同じ

御中元はその年の上半期お世話になったことに対し、感謝の気持ちを込めて品物を贈ります。
暑い季節を迎えるにあたり、お世話になった方への気遣いを示すものです。

暑中見舞いは、特に相手の健康を気遣って手紙やはがきなどであいさつをします。
品物を贈る場合もありますが、暑中見舞いは手紙などを出す方が多いです。
そのため、お中元も暑中見舞いもどちらも、相手のことを気遣って贈る点では同じです。

贈るものの違い

お中元は品物へ「お中元」の熨斗(のし)紙を掛けて贈ることが一般的です。
夏に口にしやすい食品や飲み物、ふだんは買わない高級なものなど、相手に喜ばれるものを選んで贈ります。
配送で贈る場合は手紙などを添える場合もありますが、メインの贈り物は品物です。

一方暑中見舞いは、はがきや手紙を使って、お世話になった方等へ気持ちを伝えることが一般的です。
相手に対する気遣いが伝わる言葉を選び、ていねいに気持ちを伝えましょう。

暑中見舞いを送る時期

暑中見舞いも贈る時期が決まっているので、ちょうどよい時期に発送し、相手の手元へ届くことを心がけましょう。

遅くとも立秋までに届ける

立秋は8月22日頃までなので、暑中見舞いは余裕を持って届けましょう。
郵便の集配のある日や配達にかかる日数は、2022年以降長くなっています。
普通郵便で暑中見舞いを送る場合は、立秋を過ぎて処暑に入らないよう注意しましょう。

立秋を過ぎた場合は「残暑見舞い」

暑中見舞いとして出したいものの、立秋を過ぎる可能性があれば、「残暑見舞い」として送ることをおすすめします。
残暑見舞いは立秋(8月7日頃~22日頃)から処暑(8月23日頃~9月6日頃)の間に出します。

処暑とはまだ夏の暑さが残るものの、朝晩などは秋らしく涼しくなってきた頃です。
残暑見舞いを出す時期は、暑さの残るときまでにとどめましょう。

目上の相手へは「暑中御伺い」

お世話になっている上司や取引先の方への暑中見舞いには、「暑中御伺い」という言葉を使いましょう。
「暑中見舞い」は目上の方へは失礼にあたるので、書き方に注意が必要です。
相手への気遣いとともに、自分の近況を手短に伝えましょう。

暑中見舞いにギフトを贈りたいときは?

暑中見舞いをはがきや手紙だけではなく、品物を贈りたい場合のマナーを紹介します。

先に手紙で暑中見舞いの品を贈ることを伝える

暑中見舞いにギフトを贈る場合、品物が相手のもとへ到着する数日前に、手紙などで連絡を入れましょう。
暑中見舞いははがきなどでするものととらえる方が多く、突然品物が届いて戸惑わないためです。
特に日持ちの短い品を贈りたいときは、必ず事前連絡を入れましょう。

暑中見舞いののし紙はどれを使うの?


暑中見舞いの贈り物に掛けるのし紙は、お中元と同じく蝶結びの水引のタイプを用います。
喪中に贈る場合は、水引とのしのない、無地の奉書紙へ「暑中御見舞」と贈り主の氏名を書きましょう。

暑中見舞いの予算はどのくらい?

暑中見舞いの予算も御中元と同じく、3,000~5,000円が一般的です。
特にお世話になっており感謝を伝えたい場合は、1万円程度まで予算を上げてもかまいません。
受け取った相手が恐縮してしまうほど高額なギフトは避けましょう。

お中元と暑中見舞いは両方贈るべき?

お中元と暑中見舞いの目的は、厳密にいうと異なります。
そのため両方贈るべき、片方にするべきというきまりはありません。

もしどちらも贈りたいのであれば、お中元で品物を贈り、暑中見舞いは手紙のみにすると、相手も気持ちよく受け取ってくれます。
相手との関係性を考え、どちらか一方にしても失礼ではありません。

お返しするべき?

お中元は感謝の気持ちを伝える贈り物なので、特にお返しをしなくても失礼ではありません。
親戚同士や親しい相手の場合は、あいさつの意味も含めてお中元を贈り合うこともあります。

一方暑中見舞いに品物を受け取った場合、手紙やメール、電話などでお礼を兼ねて暑中見舞いを送っても、お返しの品物とともに手紙などを贈ってもかまいません。
相手との関係性や受け取った品物の額などを考えて、お返しするかを決めましょう。

お中元や暑中見舞いにおすすめのギフト

お中元や暑中見舞いにおすすめのギフトを扱うショップを紹介します。
相手の好みや家族構成などを思い浮かべつつ、選んでみてください。

お茶と海苔の老舗「山本山」

元禄3年から続く老舗「山本山」はお茶と海苔の名店で、江戸の頃から追求し続けた上質な品は間違いのないギフトです。
パッケージは現代向けの鮮やかなカラーから落ち着いたカラーまでさまざま。
価格帯も幅広いので、あらゆるお中元や暑中見舞いにぴったりです。

こちらのバナークリックでオンラインショップへつながります。

オイル漬け柿の種「阿部幸製菓」

テレビ番組でも紹介されたことのある「オイル漬け柿の種」は、にんにくラー油・だし醤油仕立て・激辛にんにくラー油の3種があります。
ごはんにかけて食べる、ふだんの柿の種とは違った食感と味わいを楽しめます。
化粧箱入りのギフト用もオンラインショップで扱っているので、以下をタップしてご覧くださいね。

お中元と暑中見舞いで感謝の気持ちを伝えよう

お中元と暑中見舞いは、どちらも相手のことを気遣って贈ります。
それぞれを贈る時期や目的を知り、相手に気持ちよく受け取ってもらいましょう。

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